その間に私は自分を見つめ直しました。
私の何がいけなかったのかな?ってすごく悩みました。
友達ともうまくいかなかったし、恋人にも見放されたし。
いろいろ調べて悩んだ結果、私は「愛情」じゃなくて「支配」をしていたことがわかりました。
人に「こうなってもらいたい」「こうすれば幸せになれるのに」その気持ちが強すぎて、押し付けすぎていました。
幸せかどうか、どの道を選択するかは全てその人次第。
だからこそ、人の相談にのるときは難しいのですよね。
「自分ならこうする」は言っても構わないけど、それを押し付けると支配になってしまうので気を付けなければなりません。
親から子への愛情も、先生から生徒への愛情もしかり。
「こうなってもらいたい」「こうしなさい」と言うと子供は反発します。
子供は言われたことに従って生きていくか、もしくは反抗する子になります。
子供の何倍も早く生きているのだから、人生の先輩として子供の気持ちを広い心で受け止め、いくつかの提案をして、子供に考えさせ、子供に選ばせる。そういう風に愛情というものは示していくんじゃないのかなと思いました。
愛情が支配に変わらないように。
子供の人生を大人が勝手に決めるのは間違っていると私は思います。
子供は親の都合のいいロボットではないので。
自分で考えて行動して、自分の人生には自分で責任を持って生きていけるように導いてあげるのが人生の先輩としての先生(先に生きる人)の役目。
先手を打って、リスク回避させてあげるのが必ずしもその人にとってプラスになるとは限りません。
失敗して学ぶこともたくさんあるので、自分で冒険することもとても大切なこと。
会社の直属の上司が誰にでも自分の意見を言えて、頼りにされていて、強い人で。
相談にのってくれて、味方でいてくれて・・・。
その人が、「花海ちゃんなら何でもできるよ!」って励ましてくれました。
その人に出会ってなかったら、私はここまで強くなれなかったと思います。
なので、その先輩にはすごく感謝しています♪
自分の意見を主張できるようになってから、上司とは意見の食い違いもでてきましたが、私は上司が大好きなので、一緒に仕事ができるだけでとても幸せです♪
会社の他の先輩方も優しく接してくださって、気持ちが嬉しかったです。
大学時代の友達に会ったら、その友達は声優を目指して勉強していました。
私のことを励ましてくれて、友達が頑張ってる姿を見て、私も頑張らなきゃって思いました。
その友達から、「ゆりなはゆりなのままでいいんだよ。」って言ってもらえて、ありのままの私を受け入れてくれたことがすごく嬉しかったです!
中学時代の友達に会ったら、その友達はある大会で優勝して、CDデビューをしていました。
夢を追ってる姿を見て、励まされました。
他の友達にも会い、みんな現実と向き合いながら頑張っていることを知りました。
極めつけが高校時代に書いた25歳の自分へ宛てた手紙を読んだこと。
「今の自分はいろいろなことに悩んでる。25歳になった時には、絶対夢を叶えていてね。」って書いてありました。
「25歳になるまではあと半年しかない!」と焦った私。
みんなの温かい心に包まれ、励まされ、手紙を読んだ私は、シンガーソングライターになる決意をしました。
たった一度きりの人生だからこそ、誰に何を言われてもやりたいことをやる!ってね。
そう決めた瞬間、依存していた彼への気持ちもなくなり、ひとりで生きる道を選べるようになりました。
私は一人っ子だから、いつかは一人になります。
そうなった時にも強く楽しく生きていけるようにしよう!と思いました。